お墓参りだけじゃない?お彼岸の由来と風習
- tabuchib
- 9月18日
- 読了時間: 2分
新入社員のシバです。今日は「お彼岸」について、学んだことを少しご紹介したいと思います。
仏教の教えでは、悟りの世界を「彼岸」、そして私たちが日々暮らしている煩悩の世界を「此岸(しがん)」と呼ぶそうです。春分の日と秋分の日は、太陽が真東から昇って真西に沈むので、この世とあの世がもっとも近づく日と考えられてきました。そのため、この時期にご先祖さまを供養し、感謝を伝える習慣が生まれたそうです。
お彼岸の由来を調べてみると、日本に仏教が伝わったあとに、昔からの祖先を大切にする風習と結びついて独自に発展したといわれています。平安時代の文献にも記録が残っていて、江戸時代の中頃には今のようにお墓参りをする習慣が広く定着していたそうです。昔の人々も、ご先祖さまとのつながりをとても大切にしていたのだなと感じます。
また、農耕社会だった日本では、お彼岸は生活とも深く結びついていました。春のお彼岸には豊作を祈り、秋のお彼岸には収穫への感謝を込めて手を合わせる。単にご先祖さまを供養するだけでなく、自然の恵みや日々の暮らしへの感謝の気持ちが込められていたのです。
私自身、お彼岸という言葉は知っていても、ここまで深い意味があるとは思っていませんでした。お墓参りに行くだけでなく、心を落ち着けて「いつも見守ってくれてありがとうございます」と手を合わせることが大切なのだと感じます。みなさんも、この機会にぜひご先祖さまへ感謝を伝えてみてはいかがでしょうか。







コメント