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仏壇に供える枯れない花「常花」に込められた意味

  • tabuchib
  • 3 分前
  • 読了時間: 2分

新入社員のシバです。今日は「常花(じょうか)」についてご紹介します。仏壇や祭壇に飾られている、金色の蓮の花のような造花を見たことはありますか? あれが常花です。


常花は、生花のように枯れることがないため「永遠に咲き続ける花」といわれます。仏様への感謝と敬意を表すためにお供えされる、とても大切な仏具です。


仏教において蓮の花は特別な存在です。泥の中から生えても、その泥に染まらず清らかな花を咲かせる姿は、どんな環境でも心を汚さず悟りを開く仏様の教えを象徴しています。まさに「清らかさ」と「強さ」を合わせ持つ花なんですね。


仏壇は、極楽浄土を表すものといわれています。そこに常花を飾ることで、その世界をより美しく荘厳にします。特に金色の常花は、最高の蓮の花をかたどったものとして、お供えにふさわしいとされています。枯れることのない常花は「常住不変」、つまり仏法が永遠であることをあらわしているのだそうです。


また、常花は仏花とは別のもので、基本的に左右一対で飾ります。茎の本数は3本、5本、7本など奇数でつくられるのが一般的です。咲いている花は「現在」、つぼみは「未来」、そして枯れた花は「過去」を表し、三世(さんぜ)を象徴しているともいわれます。


一輪一輪に深い意味が込められた常花。何気なく見ていた方も、少し見方が変わるかもしれませんね。


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